国際結婚の手続きを自力でやってみる(現在進行形)
よく来たな、私は海ドッグだ。
最近メキシコ人の婚約者が出来てしまい、酔っ払いが居酒屋の紙に書いたみたいな人生プランを見直す必要に迫られている。
結婚すると何が起こる?
そう、最低でも一人、家族が増える。
同じ国の人間同士でもおおごとだと思うが、相手が外国人だとさらに問題は増える。
婚姻届はちゃんと受理されるのか?
それが無事通ったとして、配偶者ビザは?
就職はうまくいくのか?
その全てに問題があったとして、私はどうするべきなのか?
正直言って私が彼のいる国に行く方が早そうなのだが、前述した通り酔っ払いが居酒屋の紙に書いたプランに沿って人生を送っていたため、正直言って今から海外に高飛びできるほどの蓄えがない。
なので、ひとまずは彼の方に日本に来てもらう。
誰だ酔っ払いにプランニングを任せようって言ったやつは。
今すぐそいつの小銭入れにドリトスを詰めろ。
とにかく動き始めた歯車は止まらない。
少し前に勢いに任せてプロポーズした結果、あらゆるタスクが私を襲う!
一個一個片付けていくしかないのだが、目下のタスクは婚姻届の提出だ。
これがまた面倒臭い、時間がかかる。
国際結婚を考えている諸氏には、是非とも早め早めにやることを調べておくことをお勧めしておく。
結婚の約束もしてないのに前もって調べるなんて、ちょっと自意識過剰と思う人もいるかもしれない。
でも真の情報はなんぼあっても困りませんからね。
以下は私が今回の手続きで知ったことの覚え書きである。
もし誰かの役に立ったなら、これほど嬉しいことはない。
役に立たんにしても、せっかく私が頑張ったので文字にしておく。
ーーーーー
・日本在住のあなたが、国際結婚を決意してからまずやるべきこと。
最寄りの役所に相談に行く
〜完〜
正直言って上記で終わってしまうのだが、これだけでは作業量の見積りが取れない。
なので私たちのパターンを書き添える。
各カップルによって状況は違うから、あくまで参考程度にしてほしい。
最終的には役所にちゃんと聞いてくれ。
現状
私:日本在住 日本国籍
彼:海外在住 メキシコ国籍 日本移住予定
彼が日本に来て一緒に役所に行くのが一番早く簡単な方法だったようなのだが、日本では特段の事情(配偶者の妊娠など)がない限り、外国人配偶者は一回日本から出て配偶者ビザの切り替えを待つことになる可能性がある(参考:観光ビザから配偶者ビザへの変更はできる? - 大阪・東京のビザ申請,帰化申請は行政書士法人第一綜合事務所)ため、その間無収入になるのもこれからお金がぽこじゃがかかっていくのに望ましくない、ということで遠隔での結婚申請を選んだ。
【役所に必要と言われたもの】
日本在住者(私)が用意する
・自分の戸籍謄本
海外配偶者(彼)が用意する(※相手の国籍によって必要書類が変わるので要確認!)
・国籍証明書(アポスティーユ付)とその訳文
・出生証明書(アポスティーユ付)とその訳文
・申述書(誓約書みたいなもの、役所でもらえる)
(参考:公印確認・アポスティーユとは|外務省)
二人のサインが必要なもの
・婚姻届
ちなみに日本の書類は発行から3ヶ月、海外の書類は発行から6ヶ月までが有効だそうです。
日本の書類なんか1週間足らずで全部揃うと思うので、まずは彼の書類から揃えていこう。
私たちの場合は、まず私が彼のサインが必要な書類(婚姻届と申述書)を彼に送り、それと一緒に彼の方で準備してもらった書類を一緒に郵送してもらった。
海外の郵便はルーズなことも結構あるので、日本からの郵便追跡ログがわけもなく彼の国に着いた状態で停止してた時には、終わったかと思った。
終わってなかった。ただゆっくり仕事してただけらしい。
日本の郵便局の予告よりも1週間ほど多く待たされたので、郵送するときは余裕をもって送ろう。もちろん日付指定なんて無理だと思う。いや知らんけど。
海外郵送なんてたどり着いただけで100万点!!その気持ちで挑むのがお勧め。
なぜか書類を日本に郵送するときはスムーズだった。
なんか仕分けするとことかで詰まりやすいのかな。
全ての書類が揃ったら、ここでもう一仕事ある。
>・国籍証明書(アポスティーユ付)とその訳文
>・出生証明書(アポスティーユ付)とその訳文
「その訳文」。
これを用意する時が来た。
金を出せばやってくれる業者さんは存在するのだが、これが結構な額なので私は自分でやることにした。
ちなみにまだ手をつけてない。
この時代には機械翻訳という素晴らしい文明があるので、それを補助として自分で作ればいいし、さっさとやった方が賢明なのは分かっているのだが、そんなことがスッとできるような人間は酔っ払いのプランに身を任せていないのだ。テキーラおかわり。
せめて国のHPとかにテンプレがあればよかったんだけど、そういうのはないのである。
なんでないの、いい加減にして。
近日中に提出の日が来てしまうので、それまでにはやるし、うまく行ったにせよいかなかったにせよ、ここで報告をしようと思う。